Perfect Dual Denture Systemとは?
「Perfect Dual Denture System」は、エス歯科の歯科医師と専任の歯科技工士が連携し、患者様一人ひとりのご希望を叶えるオーダーメイドの金属床義歯を製作するプランです。
治療用義歯と本義歯の2種類(=Dual Denture)を使用し、見た目にも機能にもこだわった理想的な入れ歯をご提供いたします。
こんなお悩みはありませんか?
- 入れ歯が落ちてくる
- 固いものを食べようとすると、痛くてしっかり噛めない
- 食べ物が飲み込みにくい
- はっきりと言葉が発音できず、話しにくい
- 口元を見られるのが嫌で笑えない
Perfect Dual Denture Systemなら、
しっかり噛める・
痛くない入れ歯
を実現可能
専任の歯科技工士が立ち合い、
あなた本来の
美しい表情や若々しさ
を引き出します
製品特徴
01.よく噛める
歯の主な役割は食べ物を噛むことであるため、「よく噛める」ことが最も重要です。食事と睡眠は人間生活の基本であり、食事が満足に行えないと基本的な生活水準が下がります。
治療期間中に顎の位置と噛み合わせを修正し、痛みやズレのない入れ歯を製作することで、栄養バランスの向上や外食の可能性の拡大など、多くのメリットをもたらします。
02.よく飲み込める
「飲み込む」という作業は、舌や顎、首の様々な筋肉が共同で行う高度な動作です。入れ歯の素材が厚くなると、舌の動きが制限され、誤嚥を引き起こす原因にもなります。
Perfect Dual Denture Systemでは、治療期間中に嚥下機能を評価することで、こうした嚥下障害を最小限に抑えた入れ歯を目指しています。
03.よく話せる
入れ歯作りにおいては噛むことが中心であり、発話機能が見過ごされることがありますが、「よく話せる」ことも重要です。入れ歯の素材が分厚くなると舌の自由な動きが妨げられ、会話が不自由になることがあります。治療期間中には発話機能も評価し、患者さまの感覚をもとに微調整を行うことで、しっかり話せる入れ歯を製作していきます。
04.表情がよくなる
歯が抜けると口元が奥に入り、噛む位置が変わるため、上下に潰れた表情になることが一般的です。この表情の変化は、加齢によるものではなく、歯の喪失がもたらす影響です。
Perfect Dual Denture Systemでは、治療期間中に顎位や噛み合せをシミュレーションし、その人が本来持っている美しい表情や若々しさを引き出すことを重視しています。
治療の流れ
- 1.型取り
- まずは口腔内の状態や歯の配置を正確に把握するため、歯の型を取ります。
- 2.咬合採得・治療用義歯製作
- 現在の上下の歯の噛み合わせを記録します(咬合採得)。これによりお口の周りの筋肉や関節の動き、歯の形や咬合関係が表された模型が作られます。製作した模型をもとに、治療用義歯を製作していきます。
- 3.試適・調整
- 2で製作した治療用義歯を着用し、お口を開けて閉じたり、左右に動かしたりしてかみ合わせの状態を確認します。必要に応じて調整を行い、治療用義歯を完成させていきます。
- 4.顎位治療(治療用義歯着用)
- 1~3か月程度(噛む力が弱っている場合は半年程度)、治療用義歯を着用して生活し、顎位の安定と筋力の回復を促します。定期的にご来院いただき、お口の状態を見ながら治療用義歯の改良を行っていきます。
- 5.本義歯の製作・試適・調整
- 顎位が安定し筋力が回復したところで本義歯を製作し、実際に着用していただきます。かみ合わせを確認し、必要に応じて最後の調整をします。
- 6.本義歯完成
- 最終調整後の本義歯が完成します。
精密な調整により、義歯であることを忘れてしまうほど快適に装着できます。
症例
70代女性
治療前
使用していた部分入れ歯が合わなくなり、痛みも出てきたため通っていた歯科医院に相談したところ、納得のいく説明が得られずセカンドオピニオンでご来院されました。
検査の結果、左下奥歯の歯周病により歯槽骨が吸収され、炎症による痛みや違和感に繋がっていました。
歯周病治療と並行して義歯についても患者様と相談を重ね、最終的に機能性・審美性ともに優れたPerfect Dual Denture Systemをお選びいただきました。
完成後
噛み合わせが改善されたことにより、堅い食べ物や粘り気のある食べ物も噛めるようになり、以前よりも食事を楽しめるようになったと大変喜んでいただけました。
審美性も良くなり、ご来院の度に笑顔が増えていくのが分かりました。
治療後も定期的に検診に通っていただいており、ブラッシング指導などをさせていただいております。患者様の口腔内ケア意識も高まり、良好な口腔状態が維持できています。
歯科技工士・
歯科医師
生田龍平 専任歯科技工士
Ryuhei Ikuta
歯科技工所フェリーチェ代表取締役。
「歯で困っている人を豊かな人生にしてあげたい」という想いから、2003年に歯科技工所フェリーチェを開業。日本歯科技工士会認定講師や神奈川歯科大学非常勤講師を務める。
【所属・学会など】
日本歯科技工士会認定講師
神奈川歯科大学統合歯科学講座顎咬合機能回復分野非常勤講師
日本補綴歯科学会会員・登録歯科技工士
日本顎関節学会会員
日本デジタル歯科学会会員
横浜歯科臨床座談会会員
ボシャート デンタルテクノロジー、インストラクター
白井崇浩 エス歯科グループ 総院長
Takahiro Shirai
国立新潟大学歯学部卒業、東京医科歯科大学歯内療法学卒業後研修修了。
首都圏の各医療法人やインプラントセンターにて統括院長、センター長、分院長などを歴任し、「自分が治療を受けたいと思う歯科医院」をコンセプトに2014年にエス歯科クリニックを開院。
現在は横浜・町田に6院を展開するエス歯科グループの総院長を務める。
【所属・学会など】
厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
iACD国際歯科学会 日本支部役員 日本理事
新潟大学医歯学総合病院 歯科臨床研修管理委員会 研修実施責任者・指導歯科医
ICOI 国際インプラント学会
日本顕微鏡歯科学会
日本口腔インプラント学会
iACD国際歯科学会
日本デジタル矯正歯科学会
料金
よくある質問
入れ歯は、外科手術が必要ないため、健康状態が良くなかったとしても治療を受けることができます。治療にかかる期間が短く、手軽に作れる装置であることは、インプラントにはない入れ歯の魅力と言えるでしょう。一方でインプラントは外科手術が必須という点で、患者さまの心身にかかる負担がやや大きくなりますが、天然歯に限りなく近い見た目、噛み心地を再現することが可能です。
また、当院では4~6本のインプラントで歯を支える「オールオン4」もご案内が可能です。インプラントやオールオン4について詳しくはこちらをご覧ください。
一般的な入れ歯の寿命は約3〜5年といわれていますが、Perfect Dual Denture Systemの入れ歯は定期的なメンテナンスに通っていただくことで、半永久的にお使いいただくことが可能です。
保険診療で作製されるレジン床(歯科用プラスチック)の入れ歯は、口に含んだ食べ物の温度が伝わりにくく「冷たいもの」「温かいもの」などの口当たりが変わります。
Perfect Dual Denture Systemは熱伝導率が良い金属床の入れ歯のため、食事の温度感も楽しむことが期待できます。
接着剤で応急処置をしてしまうと、逆に修復できなくなってしまうこともあるため、控えましょう。
破損した場合はクリニックまでご連絡ください。